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浜松市の気候や相性の良いおすすめ屋根材について解説

2023/04/27

浜松

「浜松市は日照時間が長く、紫外線による屋根の劣化が心配」
「からっ風もあるから、強風の影響を受けないか不安」
「海からの塩害の影響も気になる」

このようなお悩みはありませんか?

浜松市は温暖な気候が特徴ですが、日照時間が長いため、紫外線の影響やからっ風による強風の影響を受けやすい地域です。また、遠州灘によって塩害の被害もあります。

このような、さまざまな影響を受けやすい地域は、気候と相性のよい屋根材を選ぶことがポイントです。

この記事では、浜松市はどんな気候なのか、相性の良い屋根材についても解説します。浜松市でおすすめの屋根材について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

屋根材選びで失敗しないために知っておきたい浜松市の気候

遠州の気候

豊かな自然に恵まれた街である浜松市は日照時間が長く、温暖な気候が特徴です。

秋から冬にかけては乾燥する傾向にあるため、外壁や屋根の塗装に適した地域でもあります。

年間の平均気温は16.6℃と温暖な気候で、浜松市の日照時間は全国的にみても長い地域でもあります。
平成23年の観測データでは、浜松市の日照時間は2386.2時間と日本一となっており、その後の観測データでも常に上位をキープするなど全国トップクラスです。
温暖な気候ではありますが、夏には最高気温が30℃を超える「真夏日」が連続することも少なくありません。

一方、冬は遠州のからっ風と呼ばれるほど北西の強い季節風が吹き、気温以上に寒く感じられます。強い風によって、塗料や屋根材の一部が飛んでしまったり、物が飛んできて破損したりというトラブルが起きる可能性もありますので、傷や破損に強い屋根材を選ぶなどのしっかりした対策が必要となります。

浜松市で相性のよいおすすめの屋根材

海と山に囲まれた自然豊かな浜松市にお住まいの方にとって、屋根材選びはとても重要です。
浜松の気候にあったおすすめの素材としては、金属系の「ガルバリウム鋼板」と「ジンカリウム鋼板」になります。それぞれの特徴について解説します。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板(こうはん)は、米国で開発されたアルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板で、めっき組成はアルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%からなっています。
住宅や店舗、工場などさまざまな用途で使用されており、住宅では主に外壁材や屋根材で使われていることが多いです。

ガルバリウム鋼板は金属製ですがサビに強い特徴があります。
素材であるアルミニウムの耐久性の高さと、亜鉛の持つ犠牲防食作用という腐食を防止する作用と自己修復作用によって、長期にわたり鋼板のサビを防いでいるため、長い耐用年数を維持しています。

また、ガルバリウム鋼板の表面は、光の反射率が大きく、一般の屋根材に比べて8〜23℃程度温度の上昇を抑える効果があるので、日照時間が長い浜松市の気候に合った屋根材といえるでしょう。

一方デメリットとして、屋根材としては価格が高めです。
例えば、金属製屋根材で有名なアイジー工業の「スーパーガルテクト フッ素」という商品は、1平方メートルあたりの平米単価は10,280円です(2023年4月現在)。
一般的なスレート屋根材に比べると、3,000〜4,000円程度高めの設定です。
しかし、一般的な屋根材のメンテナンスは10〜15年程度となるため、その倍ほどのメンテナンス周期となるガルバリウム鋼板はコストパフォーマンスに優れているといえます。

ジンカリウム鋼板

ジンカリウム鋼板

ジンカリウム鋼板とは、アルミニウム55%、亜鉛43.5%、シリコン1.5%で構成されるめっき鋼板で、鋼板の表面に石粒をコーティングしたものになります。
ガルバリウム鋼板とは亜鉛とシリコンの配合がそれぞれ0.1%違いますが、ほぼ同じ素材です。商標登録している会社によって、商品の呼び名が異なるという違いのみです。

ジンカリウム鋼板は、表面に石粒をコーティングしているため、傷がつきにくく紫外線やサビにも強いのが特徴です。

また、耐用年数も他の屋根材に比べると長いのも特徴のひとつといえます。

デメリットとしては、表面のコーティングされた石粒が施工中にはがれやすいこともあり、はがれた箇所に再度石粒を吹き付けるコーティングキットで補修する形になります。また、国内での生産が少なく、海外製を輸入することが多いため、価格も高いのがデメリットです。施工できる業者も限られているため、実績のある業者を見極める必要があります。

屋根材の点検のタイミングと工事方法

この章では、参考に一般的な屋根材の点検のタイミングと工事方法についても解説します。
前章で解説した屋根材と、よく見かけるスレート屋根材などと比較し、検討してみてください。

屋根材ごとの点検のタイミング

一般的な屋根材としては、以下のタイミングを目安とするのがよいですが、浜松市は塩害の影響もあるため、早めの点検をおすすめします。

屋根材の種類 耐用年数 点検時期の目安
スレート 10~15年 5~10年
アスファルトシングル 15~30年 10~15年
50年~ 20~30年
トタン 10~20年 5~10年
ガルバリウム 20~30年 15~20年
ジンカリウム 30~50年 25~30年

屋根工事の方法

ここでは、リフォームの参考に屋根工事の方法についても解説します。

屋根工事には「カバー工法」と「葺き替え(ふきかえ)」工法があります。

【カバー工法】

カバー工法とは、すでにある屋根材はそのままに、新しい屋根をかぶせる(カバーする)工法のことです。

重さのある瓦屋根には施工できないのですが、スレート屋根では一般的なリフォーム方法になります。すでにある屋根材はそのままのため廃材が少なく、解体費用がかかりません。
そのため葺き替え工事よりも施工費用が安くなり、工事期間も短くできます。

また、屋根が二重になるため断熱性や遮音性も向上します。

デメリットとしては、すでにある屋根材に加え、新しい屋根材の重量が加わるため、建物の重量が増えてしまい、耐震性能が落ちるデメリットもあります。

少しでも重量を減らして耐震性を下げないようにするためには、軽量の金属屋根材などを選ぶことをおすすめします。

もうひとつのデメリットとしては、屋根材の状態によってはカバー工法ができない場合もあります。屋根の下地が腐食などで劣化がひどい場合は葺き替え工法の方がよいでしょう。


【葺き替え(ふきかえ)工法】

葺き替え(ふきかえ)工法とは、すでにある屋根材を解体し、新しい屋根材と入れ替える工法です。

葺き替えは、すべて取り外して新しい屋根材になるため、防水シートや下地材などのこまかい部分まで補修やメンテナンスができるので、次のメンテナンス時期が長くなることもメリットといえるでしょう。

また、軽い屋根材を使えば耐震性能をあげることも可能です。

一方デメリットとしては、屋根を総入れ替えするため、費用が高くなることや工期も長くなってしまうことです。

総入れ替えの分、廃材も増え、廃棄コストも余分にかかってしまいます。

しかし、雨漏りがひどい場合や、耐震性能を上げたい方には有効な工法ともいえます。

浜松市で屋根材を選ぶときの注意点

注意点

浜松市で屋根材を選ぶときの注意点としては、以下の4点があります。

長い日照時間による紫外線に注意

浜松市の日照時間の長さは、冒頭でも説明したとおり全国トップクラスです。

紫外線が長くあたると耐用年数よりも寿命を早めてしまうことがあります。屋根には熱反射に優れた屋根材や遮熱効果がある屋根材を選ぶとメンテナンス時期も長くなるため効果があるでしょう。

強風による屋根の破損を考慮する

浜松市は「遠州のからっ風」とよばれる強風がおこることもあります。

風が強いと屋根材が飛ばされたり、物が飛んできたりして、屋根が傷つき破損する恐れもあります。

屋根材を選ぶ際は、固定方法がしっかりしているものや、傷にも強い性能の屋根材を選ぶとよいでしょう。

塩害対策も考えて屋根材を選ぶ

浜松市は塩害の影響を受けやすい地域でもあります。

屋根や外壁などに付着した塩分が、内部に侵入することによって侵食が進み、建物の劣化につながるため、こまめに水で洗うなどのメンテナンスが必要です。

前の章で紹介した、サビを防ぐ効果のあるガルバリウム鋼板やジンカリウム鋼板などの屋根材を使うことで耐用年数を長く保つことができるでしょう。

地域密着型の業者を選ぶ

浜松市は日照時間の長さやからっ風など特有の気候があります。

業者を選ぶ際は、地域の気候をよく知っている地域密着型の業者がおすすめです。地域密着型の業者であれば、気候に適したアドバイスや工事をしてくれるでしょう。施工ノウハウのある実績が豊富な業者であれば、なお安心です。

浜松市の雨漏りや屋根工事に関するご相談は伊藤工芸へ

浜松市は日照時間が長く気温も安定しているため、温暖な気候が特徴です。

しかし、日照時間が長いということは、紫外線を受ける時間も長くなるため、屋根の劣化も早くなります。

また、遠州のからっ風という強風の影響を受けるだけでなく、遠州灘海岸によって、塩害の影響を受ける地域でもあります。

紫外線や強風、塩害などの被害を防ぐためにも、浜松市の気候と相性のよい屋根材を選ぶことがポイントです。おすすめの屋根材としては金属系の「ガルバリウム鋼板」と「ジンカリウム鋼板」になります。

伊藤工芸ではガルバリウム鋼板など金属屋根も取り扱っており、お客様のニーズやライフプランに合わせた屋根材をご提案いたします。屋根の葺き替え工事からカバー工法など屋根全体のリフォームなども可能です。
棟板金の交換、瓦の差し替え工事、漆喰工事など屋根に関するさまざまな工事も、経験を積んだ職人が丁寧に施工をいたします。

伊藤工芸代表:伊藤博史
伊藤工芸代表:伊藤博史

浜松市の屋根修理・雨漏り修理は伊藤工芸にお任せください!伊藤工芸では、部分補修に対しても10年の保証をお付けしております。信頼性と確かな技術でお手伝いいたします。


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施工実績Works

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