静岡で屋根修理と同時にリフォームするなら外壁塗装がおすすめ!
2025/06/04
屋根の修理やリフォームを検討している方の中には、「そろそろ外壁塗装もしないといけないかな?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、屋根修理と外壁塗装は同時に行うことで多くのメリットがあることをご存知ですか?
この記事では、静岡県内、とくに浜松市周辺で屋根修理をお考えの方に向けて、屋根修理と外壁塗装をセットで行う理由や費用のこと、注意点まで、専門業者の視点から詳しくご紹介します。
屋根修理と外壁塗装を同時に行うメリットとは?
屋根や外壁の劣化が気になり始めたとき、「とりあえず屋根だけ先に直そう」「外壁塗装はまた別のタイミングで」と考える方も少なくありません。しかし、屋根修理と外壁塗装は“同時に行う方が効率的かつ経済的”なケースが多いのです。
ここでは、屋根と外壁をまとめて施工することで得られる具体的な4つのメリットについて、詳しくご紹介します。
足場代が1回で済む【コスト面の大きな節約】
屋根工事も外壁塗装も、高所での作業となるため足場の設置が必須です。この足場には一般的に15万〜25万円程度の費用がかかり、工事費用の中でも大きな割合を占めます。
屋根と外壁を別々の時期に施工してしまうと、足場を2回組むことになり、費用も倍になってしまいます。
たとえば、
屋根修理で足場設置:約20万円
数年後に外壁塗装で再び足場設置:約20万円
→ 合計で40万円の足場費用
これが同時施工なら、足場代は1回で済むため、20万円程度の節約につながります。特に築10年〜15年のタイミングで、屋根・外壁の劣化が同時に進行している場合、同時施工は非常に賢い選択と言えるでしょう。
工期の短縮【生活への負担を軽減】
外装工事では、足場設置〜解体までの期間中、家のまわりが覆われるため、生活に多少なりとも影響が出るものです。
・洗濯物が外に干せない
・騒音や作業員の出入りが気になる
・周囲への挨拶や配慮も必要になる
こうした「工事中のストレス」は、1回で終わるに越したことはありません。
屋根と外壁を同時に工事すれば、トータルの工期を短縮できるだけでなく、生活への支障も最小限に抑えられるため、特に小さなお子様や高齢者のいらっしゃるご家庭におすすめです。
外観の統一感【見た目の美しさもアップ】
屋根と外壁は、家の“顔”とも言える部分。せっかく外壁だけ塗り直しても、屋根が古びていたり色褪せていたりすると、全体としてちぐはぐな印象になってしまいます。
同時にリフォームすれば、
・屋根と外壁の色味やトーンを統一できる
・建物全体に新築のような美しさと清潔感が戻る
・デザイン面でも統一感のある仕上がりに
といったように、外観に「一体感」を出すことができます。近年では、屋根と外壁をセットでデザインコーディネートすることで、住宅の資産価値を向上させるケースも増えています。
長期的なメンテナンス計画が立てやすい【将来の手間も削減】
屋根と外壁を別々のタイミングで修理・塗装すると、それぞれに別々のスケジュール管理が必要になります。
一方で、同時施工を行えば次回のメンテナンスもほぼ同時期になるため、将来の管理がとても楽になります。
例えば…
・今回の施工が2025年 → 次回塗装は2035年頃にまとめて対応できる
・それぞれの状態を一緒に点検・修理できる
・資金計画も立てやすく、突発的な出費を防げる
このように、計画的に住まいを維持することで、トータルのコスト削減にもつながりやすくなります。
静岡県での屋根と外壁の劣化リスク
静岡県は全国的に見ても温暖で住みやすい地域として知られています。しかしその一方で、屋根や外壁といった建物の外装にとっては、決して優しい環境とは言えません。実際、静岡特有の気候・自然条件が外装の劣化スピードを早めてしまう要因になっています。
以下では、静岡県、とりわけ浜松市を中心とした地域で見られる劣化リスクについて詳しく解説します。
台風や海風による塩害リスク
静岡県は太平洋に面しており、特に浜松市などの沿岸地域では、台風による強風や海から吹く潮風の影響を直接受けやすい立地です。
・海風に含まれる塩分が屋根材・外壁材に付着することで、金属部分のサビや腐食が早まる
・塩害による劣化は目に見えにくく、放置すると塗膜の剥離や構造部の腐食につながる
特にガルバリウム鋼板などの金属屋根や、金属製の雨樋などは塩害の影響を受けやすく、防錆対策のされていない部材は要注意です。
紫外線の影響で塗膜が早く劣化する
静岡県は日照時間が長く、年間を通して紫外線量が多い地域です。これにより、屋根・外壁の表面に塗られている塗料(塗膜)が通常よりも早く劣化してしまいます。
・屋根の色あせ・チョーキング現象(白い粉が出る)
・外壁塗装のひび割れや剥がれ
・防水機能の低下
こうした劣化が進行すると、建物の美観だけでなく、防水性能や断熱性能まで低下してしまい、結果として雨漏りのリスクが高まるのです。
突然の豪雨・突風による物理的な損傷
温暖な静岡でも、近年はゲリラ豪雨や突風といった極端な気象が増えており、屋根や外壁に以下のような被害が発生することもあります。
・強風で瓦やスレートがズレたり飛ばされたりする
・豪雨によってひび割れ部分から雨水が浸入し、雨漏りが発生
・飛来物による雨樋・外壁の破損
こうした気象災害は、劣化していた部分に集中してダメージを与える傾向があるため、「なんとなく気になるけど、まだ大丈夫かな」と放置していた箇所が被害の入り口になることも少なくありません。
だからこそ、屋根修理と同時に外壁も要チェック
こうした静岡ならではの外装リスクを考えると、屋根の点検や修理を検討する際には、外壁の状態も併せて確認することが非常に重要です。
特に築10年以上が経過している住宅では、
・屋根の塗装や補修が必要な状態であれば、外壁も同様に劣化が進んでいる可能性が高い
・屋根と外壁をセットでチェックすれば、最適なメンテナンス計画が立てられる
・劣化の初期段階での対処なら、最小限の補修で済む場合も多い
また、静岡・浜松エリアでは海風や強い日差しに耐えうる塗料や部材選びも大切です。伊藤工芸では、地域特性を熟知したうえで、屋根・外壁の最適な補修プランをご提案しています。
「屋根はそろそろ…と思っているけど、外壁は大丈夫かな?」と気になる方は、まずは無料の現地調査で屋根と外壁を同時にチェックしてみてください。
それぞれの修理タイミングを比較
それぞれのメンテナンス周期には違いがありますが、実は重なることも多いのです。
項目 | メンテナンス周期の目安 |
---|---|
屋根材の交換 | 約15〜30年(材質による) |
屋根塗装 | 約10〜15年 |
外壁塗装 | 約10年(塗料による) |
このように、築10〜15年を過ぎた住宅では、屋根も外壁も一緒にメンテナンスが必要になるケースが多いです。そのタイミングを逃さずに「まとめて施工」することで、住まい全体の寿命を延ばせます。
屋根修理+外壁塗装の費用感と注意点
費用の目安
足場設置:15〜25万円程度
外壁塗装(30坪):60〜100万円
屋根修理:部分補修で数万円〜葺き替えで100万円以上
別々に施工すると、足場費用だけで数十万円の差が出る可能性があります。
注意点
・「工事一式」のように内容が曖昧な見積もりは避ける
・塗料の耐久性や保証内容をしっかり確認
・工事内容が実際に必要かどうか、写真や調査報告で確認する
伊藤工芸では、項目ごとの内訳をしっかりと記載し、必要な工事だけをご提案しています。
施工前にチェックしておきたいポイント
屋根修理や外壁塗装を成功させるためには、「どの業者に依頼するか」という選択が非常に重要です。金額や見た目だけで判断してしまうと、施工後に「こんなはずじゃなかった」と後悔するケースも少なくありません。以下では、施工前に必ずチェックしておきたい重要ポイントを解説します。
調査・診断の丁寧さ
信頼できる業者は、まず現地調査に時間をかけて丁寧に状況を把握します。具体的には、屋根や外壁の劣化状況を写真で撮影して一緒に確認し、劣化の原因やリスクを専門用語を避けて分かりやすく説明してくれます。また、目視だけでなく、屋根に上がっての詳細調査やドローン撮影まで行うこともあります。このような丁寧な調査を行っているかどうかは、業者の姿勢や技術力を見極めるうえで大きな判断材料になります。
保証制度の有無と内容
工事が終わった後のことも考えて、保証制度の内容をしっかり確認することをおすすめします。例えば、屋根修理なら雨漏り保証、外壁塗装なら塗膜保証がどのくらいの期間付くのか、具体的な内容を見ておきましょう。
大切なのは、保証の対象となる範囲やもし問題が起きた時の補修対応について、きちんと説明を受けることです。万が一の時に慌てないためにも、保証内容は事前に把握しておくと安心です。
施工実績と口コミの確認
実際に工事を行った現場の情報や、他のお客様の声も信頼性を判断する材料になります。
・ホームページやGoogleマップで地元の施工事例が掲載されているか
・写真やビフォーアフターで工事の仕上がりが確認できるか
・SNSや口コミサイトで実際のお客様の評価をチェック
・口コミの内容が一方的に良い話ばかりではなく、マイナスの声にも誠実に対応しているか
地域に根ざしている業者ほど、地元での評判を大切にしているため、信頼性が高いと言えます。
業者の信頼性と施工体制
見落としがちですが、「誰が工事をするのか」も大切なチェックポイントです。
・自社の職人が対応している「自社施工」かどうか
・工事の進行や品質管理を「代表者や管理者が責任を持ってチェックしている」か
・施工後のアフターフォローまで、一貫して対応できる体制があるか
大手業者や営業専門会社などの場合、実際の施工はすべて下請け任せというケースもあります。これでは、現場との意思疎通がうまくいかず、工事の品質にムラが出ることも少なくありません。
外壁塗装を行うなら押さえておきたい基礎知識
外壁塗装は、単なる見た目のリフォームではなく、建物を守る「保護工事」でもあります。適切な塗料選びや色決め、そして静岡の気候に合った施工ができるかどうかで、塗装の持ちや快適性が大きく変わってきます。
ここでは、初めて外壁塗装を行う方にも分かりやすいように、押さえておきたい基礎知識をまとめました。
塗料の種類とそれぞれの特徴
外壁塗装に使用される塗料にはさまざまな種類があり、それぞれ耐久性・価格・機能性が異なります。以下は代表的な3種類の塗料です。
種類 | 特徴 | 耐用年数 | おすすめポイント |
---|---|---|---|
シリコン塗料 | 価格と性能のバランスが良い。汚れにくく、防カビ・防藻性あり | 10~13年 | コストパフォーマンス重視の方に |
フッ素塗料 | 高耐久性。紫外線や酸性雨に強く、色あせしにくい | 15~20年 | 塗り替え頻度を減らしたい方に |
ラジカル制御型塗料 | 従来のシリコンより長持ち。ラジカル(劣化因子)を抑制 | 12~15年 | コストと性能を両立させたい方に |
ご予算や今後のメンテナンス計画に応じて、どの塗料が最適かをしっかり検討することが重要です。
色選びのポイントと注意点
外壁の色は、家の印象を大きく左右する大切な要素です。ただ「好み」で選ぶだけではなく、機能性や周囲とのバランスも考慮することが成功のコツです。
・周囲の住宅や街並みとの調和を意識することで、違和感のない仕上がりに
・白や淡い色は膨張色として建物を大きく見せる効果があり、開放感のある印象に
・グレーやベージュなどの中間色は、汚れが目立ちにくく長期間美観を保ちやすいため人気があります
・あえて濃い色を使う場合は、日射による色あせや熱の吸収に注意しましょう
事前にカラーシミュレーションなどを使って、実際の仕上がりイメージを確認しておくと安心です。
静岡の気候に合った塗料選びを
静岡県は比較的温暖な地域ですが、特に浜松市を含む沿岸エリアでは強い日差しや塩害、台風による風雨など、建物の外装にとっては過酷な条件が揃っています。
そこでおすすめなのが、以下のような機能性塗料です。
■ 遮熱塗料・断熱塗料
遮熱塗料・断熱塗料は、太陽光を反射して屋根・外壁の温度上昇を抑えることで夏の室温上昇を抑制します。これにより、エアコン使用量が減って電気代の節約につながるだけでなく、屋内の快適性向上と建物の長寿命化にも貢献します。特に2階の暑さが気になる方や、日差しの強い立地にお住まいの方には大変おすすめです。
特に2階の暑さが気になる方や、日差しの強い立地にお住まいの方には大変おすすめです。
まとめ
屋根修理と外壁塗装を一緒に行うことで、工事費用を抑えられるだけでなく、工事期間も短くできて、見た目もバランスの良い仕上がりになります。また、静岡の気候に合わせた塗料と施工方法を選ぶことで、長く美しい外装を保つことができます。ただ、業者選びの際は、必ず見積書の内容を細かく確認し、お住まいの状態に合わせて専門家にご相談いただくことをおすすめします。
静岡・浜松エリアで屋根修理と外壁塗装をご検討中の方は、ぜひ伊藤工芸の無料現地調査をご利用ください。経験豊富な専門スタッフが、お客様のご要望に合わせた丁寧なご提案をさせていただきます。
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