焼津市にて屋根修理〈スレート屋根のひび割れ・カバー工法〉
2025/11/28
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
スレート屋根をご使用になられていましたが、経年劣化で割れや剥がれが生じてしているとのことでご相談をいただきました。
現地で点検させていただくと、完全に屋根がまくれてしまっており、いつ雨漏りになってもおかしくない状態です。
屋根材がかなり劣化しているので、既存屋根の上から新しく防水シートと屋根材を設置する「カバー工法」での屋根修理を提案させていただきました。
新しい屋根材はシングルアスファルトを使用しています。
施工前
スレート屋根をご使用になられていましたが、経年劣化で色あせや変色などが見られます。
通常こちらの屋根材は5年～７年ほどで塗膜の色が薄くなり、そして、１０年以上経過すると欠けが発生し始めます。
そして、定期的に塗装などのメンテナンスをおこなうことで、２０年～３０年ほどの耐用年数となります。
こちらのお住まいも築２５年ということで、屋根修理の時期でした。
一部の屋根材が完全に捲れてしまっていました。
割れて下の黒色の防水シートが見えています。
幸運なことに、まだ雨漏りにはなっていませんでしたが、すでに屋根材はなく、直接防水シートに雨がかかっている状態ですので、シートが破れて、いつ雨漏りになってもおかしくありません。
既存の屋根を撤去せず、その上から新しい屋根材を設置する「カバー工法」での屋根修理をさせていただきます。
▷参考記事：屋根のカバー工法とは？特徴やメリットなどを徹底解説
施工
防水シート設置
今回は「カバー工法」での屋根修理ですので、既存屋根は撤去せずに、その上から新しい防水シートを設置します。
使用しましたのは「ルーフラミテクトZ」です。
海底ケーブルで海水の侵入を防ぐためにも採用されている特殊ポリマーが層となって形成されており、非アスファルト系のルーフィング材にもかかわらず、自己止防水機能が備わっています。
通常ルーフィングは気温によって漏水しにくさが変わるのですが、こちらの防水シートは、高温、低温に影響されません。
夏でも冬でも漏水の心配なく、安心して過ごしていただけます。
決して隙間ができないよう、みっちりと敷き詰めます！
屋根葺き＜アスファルトシングル＞
防水シートの上から新しい屋根材「アスファルトシングル」を設置していきます。
アスファルトシングルはシート状の屋根材で、ガラス繊維にアスファルトを浸透させたものです。
表面に石粒を吹き付けており、その立体的なグラデーションが独特な外観を演出しています。
シート状のため大変軽量で、ひび割れの心配もありません。
▷参考記事：アスファルトシングルってどんな屋根材なの？特徴やメリット・デメリットを徹底解説
換気棟設置
屋根の頂上部分には換気棟を設置しました。
住宅内の湿気は上昇して屋根に溜まりますが、その湿気を逃し、屋根内部の湿度を適切に保つことができます。
これにて完工です！
担当者のコメント
このたびは「伊藤工芸」へご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
こちらのお住まいは、スレート屋根をご使用になられていたお住まいでしたが、すでに屋根材が捲れ、下の防水シートが見えてしまっている状態でした。
このような状態は大変危険で、薄い防水シート一枚のみで雨水をガードしている過にぎないので、防水シートが破れたり、機能が低下したりすると、すぐに屋根の土台となっている野地板まで雨水が浸み込んでいくことになります。
そうなると野地板の腐食につながり、いずれ雨漏りも。
当然カバー工法では対応できず、野地板から新設する大規模な屋根修理が必要となります。
早めのメンテナンスをしていただくと最小限での屋根修理が可能ですので、点検を後回しせずに、ぜひ定期的なメンテナンスを心がけていただければと思います。
屋根のことでご心配ごと、お困りごとなどがありましたら、お気軽に「伊藤工芸」までご相談ください。
| 現場住所 | 焼津市 |
|---|---|
| 施工内容 | 屋根 カバー工法 |
| 施工箇所詳細 | 屋根 |
| 施工期間 | １週間 |
| 使用屋根材1 | アスファルトシングル |
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