静岡県磐田市にて築50年屋根修理〈瓦屋根葺き直し〉
2025/01/29
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
静岡県磐田市にお住まいのお客様より、「長年住んできた家の屋根から雨漏りが発生している」というご相談をいただきました。特に、下屋(一階部分の屋根)の一部からの雨漏りが目立ち、室内にも雨染みが広がってきたとのことです。
現地調査を行った結果、屋根の下地となるルーフィングが経年劣化により耐用年数を超え、防水機能を失っていたことが主な原因であると判明しました。瓦自体はまだ使用可能な状態でしたので、部分的な「瓦の葺き直し工事」をご提案しました。
葺き直し工事では、既存の瓦を一度取り外し、新しいルーフィングを施工した上で再び元の瓦を戻していく作業を行います。これによりコストを抑えつつ、屋根の防水機能を復活させることが可能です。
施工前
長年の風雨や紫外線の影響により、瓦の下にある防水シート(ルーフィング)が劣化し、雨水の浸入を防げなくなっていました。特に、下屋の部分では雨水が溜まりやすく、雨漏りのリスクが高い状態でした。
施工中
既存の瓦を取り外し
まずは、葺き直しを行う部分の瓦を一枚ずつ丁寧に取り外します。瓦自体は再利用できるため、破損しないよう慎重に作業を進めます。
下地板の施工
ルーフィングを敷く前に、屋根の下地板(野地板)の状態を確認し、劣化が見られる部分は新しい板材に交換します。
下地板は屋根全体の強度を支える重要な役割を持っているため、しっかりと補強することで屋根全体の耐久性を向上させることができます。
防水シート(ルーフィング)の施工
古くなった防水シートを撤去し、新しい高耐久ルーフィングを隙間なく敷設します。ルーフィングは、屋根の防水性能を左右する非常に重要な部分。特に、重ね部分の施工を丁寧に行い、万が一の雨漏りリスクを軽減しました。
瓦の復旧(葺き直し)
取り外した瓦を元の位置に戻し、しっかりと固定します。瓦のズレや歪みがないかを細かく確認しながら施工します。
担当者のコメント
この度は、伊藤工芸にご依頼いただき誠にありがとうございました。
雨漏りの原因となっていたルーフィングと下地板を新しくしたことで、防水機能が大幅に向上しました!お客様からは、「これで安心して雨の日も過ごせます!」と喜びの声をいただきました。
瓦屋根自体は高い耐久性を持っていますが、防水シート(ルーフィング)は20〜30年で劣化してしまうため、築年数が経った建物では定期的な点検とメンテナンスが重要になります。瓦のズレや破損、屋根裏の雨染み、室内天井のシミなどが見られた場合は、早めの点検・修理をお勧めいたします。
静岡県での雨漏り修理、屋根修理はぜひ伊藤工芸にご相談ください!
現場住所 | 静岡県磐田市 |
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施工内容 | 屋根修理〈瓦屋根葺き直し〉 |
施工箇所詳細 | 屋根全面 |